16進数はその名のとおり、16で桁が上がる数字の表現方法です。0〜9まではそのまま0〜9で表現しますが、10〜15まではA〜Fで表示します。
つまり16進数の"10"は10進で言う16になります。
16進数の数値を10進数にする計算式は
10(16進) → 1 × 161 + 0 × 160 = 16(10進)
コンピュータの世界では2進で表現されますが、2進をそのままディスプレイに表示されてもわかりにくいため、多くの場合16進数で表示されます。(対応表のように2進数の4bitと16進数の1桁は相性がいいですね)。
グラフィックソフトを使ったことがある人は色のデータがFF66CCとかいう表示がされているのを見たことがありませんか?パソコンでは色をRGB(赤、緑、青)で表現しますが、RGBそれぞれを0〜255の数値で色調を指定します。その数値をソフトウェアによっては16進数2桁で表現しています。
| 10進数 | 16進数 | 2進数 |
| 1 | 1 | 0001 |
| 2 | 2 | 0010 |
| 3 | 3 | 0011 |
| 4 | 4 | 0100 |
| 5 | 5 | 0101 |
| 6 | 6 | 0110 |
| 7 | 7 | 0111 |
| 8 | 8 | 1000 |
| 9 | 9 | 1001 |
| 10 | A | 1010 |
| 11 | B | 1011 |
| 12 | C | 1100 |
| 13 | D | 1101 |
| 14 | E | 1110 |
| 15 | F | 1111 |