ここでは、ソフトの中でも重要な位置づけのオペレーティングシステムについてオペレーティングシステム(OS)は、プログラムの実行を制御し、リソース(CPU、メモリ)の割り振り、スケジューリング、入出力制御、データの管理などのサービスを提供するものです。
具体的な内容を少し紹介しておきます。
応用ソフトウェアが「これだけのメモリ領域をくれ!」といえば空いているメモリ領域を見つけ出して応用ソフトウェアに割り当ててあげたり、「このファイルをディスクに保存してくれ」とたのまれればディスクへのアクセスを行い、ファイル保存の肩代わりをしてあげるという機能を持つことで、応用ソフトウェアの開発にはハードウェア的な考慮が必要なくなり、開発効率をあげることがでます。
応用ソフトウェアや、ミドルウェアに異常が発生した場合の対処を行ってくれます。そのまま終了させる場合と、決められた復帰地点に状態を戻すという作業を行う場合があります。いずれにせよ他のソフトへの影響、OS自身への影響がないように制御されていることが求められます。