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continue 文(こんてぃにゅー)

バージョン
2004 年 01月 20日 Ver.1.0
作成者
H.Izumi ( Xware )

目的

次の繰り返し処理に移りたい!

continueってなに?

 continue 文には繰り返し内の処理を飛ばして先頭に戻って処理を続ける。ということが出来ます。

continueの説明

continue の書き方

アクセス修飾子 戻り値の型 メソッド名(){
    処理;
    continue;
}

アクセス修飾子
任意のアクセス修飾子を記述します。
戻り値の型
任意の戻り値の型を記述します。
メソッド名
任意のメソッド名を記述します。
処理
任意の処理を記述します。

continueの使い方

continue の使用例

以下は、continue 文を使った簡単なプログラムの例です。

public class ContinueTest {
    public void continueTest() {
        for (int i = 1; i <= 5; i++) {
            if (i == 3) {
                System.out.println(i + "番目の処理で戻ります。");
                continue;
            }
            System.out.println(i + "番目の処理です。");
        }
    }
}

以下が、上記の「ContinueTest」クラスを呼び出すメイン関数を持つクラスです。

public class MainTest {
    public static void main(String[] args) {
		
        //ContinueTestクラスのインスタンス作成
        ContinueTest ct = new ContinueTest();
        ct.continueTest();
        System.out.println("処理が戻りました。");
    }
}

以下が実行結果です。

1番目の処理です。
2番目の処理です。
3番目の処理で戻ります。
4番目の処理です。
5番目の処理です。
処理が戻りました。

以上の実行結果をみてわかる通り、「i」の値が 3 の時に continue 文によって処理の最初に戻っていることがわかります。

ポイント

ヒント

continue 文を使う際の注意点

continue 文を記述した先に処理を記述すると、到達不能コードとしてコンパイルエラーになってしまいます。以下はそのプログラムの例です。

public class ContinueTest {

	public void continueTest() {

		for (int i = 1; i <= 5; i++) {
			if (i == 3) {
				System.out.println(i + "番目の処理で戻ります。");
				continue;
				System.out.println("到達不能コードです。");
			}
			System.out.println(i + "番目の処理です。");
		}
	}
}
以上のように記述してしまうと、7 行目でコンパイルエラーになってしまいます。

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