if 文では条件式を書いて、その条件判断が真 (true) であった場合のみ処理を行う。真 (true) でない場合は、偽 (false) となり、else の処理を実行します。
if(条件式){ 処理 ; (true の場合) }else{ 処理 ; (fals の場合) }
else の省略された if 文の動作は以下のようになる。
test の値が10であるかどうかを判断して、その結果を出力するプログラム (test が10である場合)
public class IfTest { public static void main(String[] args) { int test = 10; if (test == 10) { System.out.println("testの値は10です。"); } else { System.out.println("testの値は10以外です。"); } } }
上記の処理結果は true であり、false ではないので以下のようになります。
test の値は 10 です。
test の値が10であるかどうかを判断して、その結果を出力するプログラム (test が10でない場合)
public class IfTest { public static void main(String[] args) { int test = 5; if (test == 10) { System.out.println("testの値は10です。"); } else { System.out.println("testの値は10以外です。"); } } }
上記の処理結果は false になるので以下のようになります。
testの値は10以外です。
if 文では二つ以上の条件を判断させて処理することも出来ます。
構文例
if(条件1){ 処理1; }else if(条件2){ 処理2; }else if(条件3){ 処理3; }else { 処理4; }
上記の構文例では、条件1を判断し、true であった場合は処理1を実行する。false であった場合は条件2を判断して処理2を実行する。どの条件も false であった場合は処理4を実行し終了します。
String moji = "ABC" System.out.println("start"); if (moji.equals("ABC")) { System.out.println("moji は ABC です。"); }else{ System.out.println("moji は ABC ではありません。"); System.out.println("end"); }上記の処理結果は以下のようになります。
start moji は ABC です。 end