以下が、new 演算子の記述例になります。
クラス名 変数名; 変数名 = new クラス名;
クラス名 変数名 = new クラス名();
上記のように記述することで、変数の宣言とオブジェクトの生成を一行で記述することが出来ます。
以下は、「NewTest クラス」のオブジェクトを作成するプログラムの例です。
public class MainTest { public static void main(String[] args) { //NewTestクラスのオブジェクトを作成 NewTest nt = new NewTest(); } }
以下が、上記のクラスでオブジェクトを作成する「NewTest クラス」になります。
public class NewTest { public NewTest(){ System.out.println("オブジェクトが作成されました。"); } }
以下が実行結果です。
オブジェクトが作成されました。
new 演算子を使ってオブジェクトを作成したクラスでは、そのクラスのインスタンス変数に実際の値を代入することが出来ます。以下は、他のクラスのインスタンス変数に値を代入するプログラムの例です。
public class NewTest { String str1; String str2; public void newTest(){ System.out.println(str1); System.out.println(str2); } }
以下が上記のクラスを呼び出すメインクラスです。
public class MainTest { public static void main(String[] args) { //NewTestクラスのオブジェクトを作成 NewTest nt = new NewTest(); nt.str1 = "str1に代入します。"; nt.str2 = "str2に代入します。"; //newTestメソッドの呼び出し nt.newTest(); } }
以下が実行結果です。
str1に代入します。 str2に代入します。
今まで当たり前のように使用してきた「String クラス」ですが、実は new キーワードを使用してオブジェクトを作成することも出来ます。以下がそのプログラムの例です。
public class NewTest { public static void main(String[]args){ //Stringクラスの宣言 String str; //Stringクラスのオブジェクト作成 str = new String("Stringクラスのオブジェクトを作成しました。"); System.out.println(str); } }
以下が実行結果になります。
Stringクラスのオブジェクトを作成しました。