以下が、strictfp の記述形式になります。
アクセス修飾子 strictfp 戻り値の型 メソッド名() { 処理; }
以下は、strictfp を利用した簡単なプログラムの例です。
public class StrictfpTest { public static void main(String args[]) { new StrictfpTest(); } //コンストラクタの生成 public StrictfpTest() { this.strictfpTest(); } strictfp public void strictfpTest() { double a = 0.01; double b = 0.02; double c = 0.0001; System.out.println(a * b * c); } }
以上のように記述することによって「strictfpTest」メソッド内の浮動小数点の計算ではどのマシンでこの処理を実行させても同じ結果を得ることが出来ます。
Java にはプラットフォームに依存しないという保証がありますが、浮動小数点演算についてそれは、保証されていませんでした。そこで、登場してきたのが strictfp
になります。
この strictfp の実装を可能にしたのが「早稲田大学 首藤 一幸氏」です。