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char 型(きゃら がた)

バージョン
2003 年 10月 26日 Ver.1.0
作成者
T.Hirata ( Xware )

目的

char 型の値をプログラムで保持したい。

char 型ってなに?

基本データ型の「文字型」に分類されるものの1つで、16Bit の Unicode 文字を変数に格納します。

char 型の説明

char 型は 16Bit のUnicode 文字(「a」や「あ」などの 1 文字)を扱う。

文字型のデータ型
データ型 サイズ 値の範囲
char 16Bit 16Bit の Unicode

 

通常の文字以外にも次のようなエスケープシーケンスが使用できます。

文字型のデータ型
エスケープシーケンス 文字の値
\b

バックスペース

\t

水平タブ

\n

改行

\f

フォームフィード(用紙送り)

\r

キャリッジリターン

\"

ダブルクォート(二重引用符)

\'

シングルクォート(単一引用符)

\\

バックスラッシュ

\xxx

Latin-1 文字コードの 8 進数表記(xxx は 000 〜 377 )

\uxxxx

Unicode の 16 進数表記

char 型の使い方

データ型に char 型を指定し、変数名を宣言して使います。

 char 変数名 ( = ' 初期値 ' );
変数名
変数名を指定します。
初期値
変数の初期値を指定します。

char 型の変数に文字を格納する場合には、文字を ' (シングルクォーテーション)で囲みます。

char moji1 = 'a';		// 'a' という文字を格納
char moji2 = '\u0061';	// 'a' を Unicode で格納
char moji3 = '\n';		// 改行を意味するエスケープシーケンスを格納

Unicode で格納する場合には先頭に \u をつけてから Unicode の文字コードを指定します。

moji1 , moji2 では文字を格納する方法が異なりますが、双方とも 「a」が格納されます。

ポイント

ヒント

char 型の変数から String オブジェクトを作成することができます。

 
public class Study {


	public static void main(String[] args) {


		char[] youbiChar = {'日','月','火','水','木','金','土'};	//char 型配列に値を格納
		String youbiString = new String(youbiChar);		//String オブジェクトのコンストラクタへ渡す
		
		System.out.println("youbiString = " + youbiString);
	}
}

char 型配列を引数とする String クラスのコンストラクタを利用して String オブジェクト 「youbiString」 を生成することによって、char 型配列を String 型に変換することができます。

上記の処理結果は以下のようになります。

youbiString = 日月火水木金土

 

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