void メソッド名(){ 処理 ; }
void を使った簡単なプログラムの例です。
public class VoidTest { public static void main(String[] args) { System.out.println("このメソッドは何も返しません。"); return; //呼び出し元に何も返さないで戻ります。 } }
プログラムの実行結果です。
このメソッドは何も返しません。
特別なメソッド・コンストラクタ
コンストラクタは、処理結果などの戻り値を返却することはできません。しかし、戻り値がなくても void とは、書きません。
public class Test { public Test() { } }
Test() コンストラクタでは、Test クラスのインスタンスが戻り値となっています。つまり、コンストラクタの戻り値は、クラス自身のインスタンスと決まっているので、戻り値の型を書く必要がないのです。
その他のメソッドは、戻り値が決まっていないので、戻り値がない場合は void と記述するのです。