for 文を使ったプログラムを理解します。
コンソールに1〜10までの数字を出力するプログラムを作成します。
今まで勉強してきた知識のみ使うと、1から10までSystem.out.println() を10回使って表示することとなります。10個くらいなら頑張って書くことも出来ますが、100個となると気が遠くなります。そこで、ここでは繰り返し(ループ)処理を行なう
for
文を使って出力しましょう。
for(int i = 1 ; i < 11; i++) は、{} で囲まれた処理を繰り返します。どれだけ繰り返すかと言うと、i の初期値を
1 として、1回処理を行なうと、i に 1 を加算していきます。そして、i < 11 が成立している間処理を続けます。
つまり、i が1〜10の間、System.out.println(i); を繰り返すことになるので、コンソールに1〜10が出力されます。
for 文のポイントは、i < 11 の条件式部分で、ここが成立している時のみ for 文の {} 内の処理が行なわれるので、間違えると処理を1回も行なわなかったり、処理をずっと続けて終わらなくなってしまうこと(無限ループ)になります。
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for (int i = 1; i < 11; i++) { System.out.println(i); }