画面制御を作成するとわかると思いますが、画面から次の画面までの処理は以下の順番で処理されます。
1.画面よりデータを受け取る
2.新聞システムが動作
3.次の画面が出力
システムは、この1〜4の処理を繰り返すことで、システムの機能を実現します。
この1〜4の一連の流れをトランザクションと呼びます。また、ある利用者が新聞システムを使い始めてから、終わるまでの間をセッションと呼びます。
つまり、利用者が新聞システムを起動すると、セッションが開始します。その後、複数のトランザクションを処理(トランザクションの開始、終了の繰り返し処理)し、新聞システムを終了するとセッションが終了されます。トランザクションは、入力 - 処理 - 出力の一連の流れで、この単位でシステムは外部的にサービスを提供します。画面を持つプログラムを考える場合、まず何が入力されて何を出力するのか明確にしなければなりません。
このトランザクションは、新聞システム Web 版になると特に重要になるので覚えておきましょう。