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1. 実装レベルへの落とし込み

1.1. クラスの責務と実装

1.1.4 制御に関するクラスを考える

さて、ここまでで計算機を構成する全ての機能についてクラス設計を行い、実装レベルでの整理をしたことになります。

ここでは、これら計算機を構成する部品を制御するためのクラスを作成します。

これは、Javaアプリケーションのメインクラスとして実装します。


制御クラスでは、起動パラメータで受け取った値を、入力装置オブジェクトに渡し、式オブジェクトを受け取ります。続いて、式オブジェクトに計算をさせてその結果を出力オブジェクトを利用して出力させるという流れになります。

(1) 制御クラス

責務 起動パラメータの個数を解析し、問題がなければ計算機を構成する核オブジェクトを利用し計算を行う。
属性  
振舞 1. 起動パラメータを受け取り個数のチェックを行う。
2. 計算機の各部品オブジェクトを呼び出し計算を行う。