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1. 実装レベルへの落とし込み

1.3. シーケンス図でメッセージの流れを検証

シーケンス図は、クラス図と対でで作成します。

シーケンス図の流れをトレースすることで、プログラムの実際の動作が確認できます。


1. clientは入力装置クラスのインスタンスnyuuryokuを生成し、起動パラメータを渡します。

2. nyuuryokuはパラメータとして受け取ったsikiに応じてwaruまたは、kakeruオブジェクトを生成し、sahenとuhenを渡します。

3. waru(またはkakeru)は、受け取ったsahenとuhenより数値クラスのインスタンスsuutiSahenとsuutiUhenを生成します。

4. suutiSahenとsuutiUhenは受け取ったパラメータを計算に使用できる数値(正数)に変換し、合わせて妥当性チェックを行います。

5. clientはnyuuryokuが生成したwaru(またはkakeru)をSiki型のオブジェクトとして受け取ります。これによりclientはwaru、kakeruの違いを意識することなく計算を取り扱うことができます。

6. clientはSikiの計算メソッドを呼び出し計算を実行します。

7. SikiはsuutiSahenとsuutiUhenの内容により計算を行い、計算結果より数値クラスのインスタンスsuutiKotaeを生成します。

8. clientは入力装置クラスのインスタンスsyuturyokuを生成し、sikiを引数に出力メソッドを呼び出します。

9. syuturyokuはsikiが保持する左辺、演算子、右辺、答を取り出し、コンソールに出力します。

<!-- クラス名・メソッド名は後で調整する。 -->
シーケンス図で確認すること

1. メッセージの流れは妥当か?
2. 各クラスで想定する処理ロジックの間に矛盾は無いか?