検索エンジン最適化技術第三弾として、サイトテーマ要因について紹介します。今までは、各ページ毎の最適化の紹介でしたが、ここでは複数のページが集まってできているサイトの最適化について紹介します。
インターネット上にある HTML ページは、1ページのみで出来ているものもありますが、ここでは複数のページで構築されているサイトに着目します。オカピサイトを例により良いサイトテーマを紹介します。
サイトテーマとは、まずひとつのサイトには大きくテーマが存在していると考えます。そして、配下のフォルダは、テーマをより詳細に分類していると考えます。このように階層毎にある HTML ページのキーワードから、サイト自体のテーマを解析し、どのようなサイトかを判断します。サイトテーマの最適化には、サイト全体のテーマと分類がポイントとなります。トップページには、サイト全体を示すキーワードがあります。その配下は、内容により分類され、階層化されています。この配下のページには、サイト全体のキーワードと、分類されるキーワードを合わせたページにします。このようにすることで、上の階層のページと、下の階層のページがの間が、共通のキーワードでリンクされます。このように、キーワードで関連つけることによって、サイト全体のテーマも明確になります。
オカピサイトを作成する場合を例として、どのようにサイトテーマを考慮すると良いか考えていきましょう。
まず、オカピサイトは、Web 技術を紹介するサイトなので、サイトのキーワードは、Web技術となります。では、もう一段階層を深くして、Web技術の配下の分類を見ていきます。そこには、E-learning、特集記事、・・・があります。E-learning のテーマは、Web技術、E-learning とします。では、E-learning 配下の階層を見てみましょう。そこには、Java 入門、情報処理入門、・・・があります。Java 入門のテーマは、Web技術、E-learning、Java とします。このように、サイト全体のテーマを明確にし、階層が深くなるにつれてテーマを絞っていく方法をサイトテーマの最適化といいます。
このようにサイトを構築すると、検索ロボットに正しくサイトのテーマを知らせることが出来ます。また、検索サイトで、Web技術と検索されると、トップページが表示され、Web技術 E-learning Java と入力されると、Java 入門が表示されることになります。