byte 型（ばいと がた）

目的

byte 型の値をプログラムで保持したい。

byte 型ってなに？

基本データ型の「整数型」に分類されるものの１つで、8bit の 10 進の整数を変数に格納します。

byte 型の説明

byte 型のデータは符号付きで、正負どちらの値も保持することができます。

整数型のデータ型

データ型	サイズ	値の範囲
byte	1byte	-128〜127

byte 型で演算を行うと演算結果は int 型に変換されるため、int 型の変数で値を受け取る必要があります。

0 による除算は不正となり、ArithmeticException が投げられます。

byte 型の使い方

データ型に byte 型を指定し、変数名を宣言して使います。

 byte 変数名 ( = 初期値 );

変数名

変数名を指定します。

初期値

変数の初期値を指定します。

ポイント

• byte 型で演算を行うと演算結果は int 型に変換されるため、int 型の変数で値を受け取る。
• 0 による除算は不正となり、ArithmeticException が投げられます。

ヒント

byte 型で演算を行うと演算結果は int 型に変換されるため、int 型の変数で値を受け取ります。

byte a = 100;
byte b = 10;
byte c = 0;

c = a + b;
System.out.println("c = " + c );

上記処理では byte 型の a , b の加算演算の結果を byte 型の c で受け取っているため、コンパイルエラーとなります。

正しくは次のようになります。

byte a = 100;
byte b = 10;
int  c = 0;

c = a + b;
System.out.println("c = " + c );

関連

• 基本データ型
• int 型

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