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short 型(しょーと がた)

バージョン
2003 年 07 月 12日 Ver.1.0
作成者
T.Hirata ( Xware )

目的

short 型の値をプログラムで保持したい。

short 型ってなに?

基本データ型の「整数型」に分類されるものの1つで、16bit の 10 進の整数を変数に格納します。

short 型の説明

short 型のデータは符号付きで、正負どちらの値も保持することができます。

整数型のデータ型
データ型 サイズ 値の範囲
short 2byte -32768〜32767

short 型で演算を行うと演算結果は int 型に変換されるため、int 型の変数で値を受け取る必要があります。

0 による除算は不正となり、ArithmeticException が投げられます。

short 型の使い方

データ型に short 型を指定し、変数名を宣言して使います。

 short 変数名 ( = 初期値 );
変数名
変数名を指定します。
初期値
変数の初期値を指定します。

ポイント

ヒント

short 型で演算を行うと演算結果は int 型に変換されるため、int 型の変数で値を受け取ります。
short a=100;
short b=10;
short c=0;

c = a + d;
System.out.println("c =" + c );

上記処理では short 型の a , b の加算演算の結果を short 型の c で受け取っているため、コンパイルエラーとなります。

正しくは次のようになります。

short a=100;
short b=10;
int c=0;

c = a + d;
System.out.println("c =" + c );

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