タイトルを編集して、コンソールに編集した内容を出力するクラスを作ります。このクラスを使って出力するようにすれば、同じロジックが重複することはありません。
タイトルを編集するので、クラス名は TitleEdit とします。そして、実際に編集して出力するロジックを editOut() メソッド内に書きます。
では、今回作成したクラスをみていきましょう。
パッケージ、クラスの宣言は、今まで学んできたのと全く同じです。しかし、メソッドが main 関数でなくなりました。main 関数と今回作成した
editOut メソッドでは大きい違いがあります。
main 関数は、今まで学んできた書き方以外で書くことはできません。一字一句同じでなければなりません。そして、プログラムを実行すると必ず最初に呼び出されます。しかし、今回作成したメソッドは、最初に呼び出されたりはしません。
クラス名を決める規約(命名規約)があります。クラスの機能を複数の英単語であらわします。英単語の先頭のみ大文字にします。
コンソールに出力するプログラムです。
package beginner.lesson01.src05; /** * タイトルを編集し、コンソールに出力します。 * @author 作成者 * @version ヴァージョン */ public class TitleEdit { /** * タイトルを受け取り、「!!」を後ろにつけてから出力します。 */ public void editOut(String title){ title = title + "!!"; System.out.println(title); } }