メソッド1行目 public void
editOut(String title){
この行では、メソッドの定義を行なっています。
public は、クラスで出てきた public と同じようにアクセス修飾子と呼ばれ、このメソッドが使える範囲を示しています。public とは、すべての場所からこのメソッドを使えるという意味を持ちます。これも最初のうちは public にすると覚えていても構いません。
void の位置には、戻り値(このメソッドを処理した結果を返す値)の型を書きます。この戻り値を返却しない(処理結果を返す必要がない)場合、戻り値の型でなく
void と記述します。つまり、このメソッドでは、System.out.println() メソッドでコンソールに出力すれば、処理結果を返す必要がないので、void
と記述されています。
例えば、足し算をするメソッドを作成すると、計算した結果を返さなければなりません。計算した結果は、数字で返すので型は int 型となり、void
の変わりに int と書くことになります。また、文字列として返すために、void のところに String と書くことも出来ます。
コンソールに出力するプログラムです。
package beginner.lesson01.src05;
/**
* タイトルを編集し、コンソールに出力します。
* @author 作成者
* @version ヴァージョン
*/
public class TitleEdit {
/**
* タイトルを受け取り、「!!」を後ろにつけてから出力します。
*/
public void editOut(String title){
title = title + "!!";
System.out.println(title);
}
}