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if、for 文を上手に使おう!

プログラム(1)

プログラム(1)では、for 文の終了条件を i < 11 から i <= 10 と変えました。i が 11 未満の間処理を行なうのと、i が 10 以下の間処理を行なうというように、ロジックは違いますが結果は同じになります。

プログラム(2)

プログラム(2)では、合計値を求める部分が違っています。sum = sum + i と、sum += i は、全く同じで sum に i を加算する処理です。

プログラム(1)、(2)のように結果は同じでもいろいろなプログラムを作ることが出来ます。(1)、(2)は良く見られるプログラムであるし、悪いプログラムと言われることはないと思いますが、次のようになるとどうでしょう?

!(i >= 11)

for 文の終了条件が、 !(i >= 11) は、i が 11 以上でない間処理を行なうというプログラムです。結果としては同じですが、一見わかりにくく悪いプログラムと言われるでしょう。

プログラム(1)

public class ListOut {
    /**
     * 1 〜 10 まで出力し、その合計値を出力します。 
     */
    public void titleOut() {
        int sum = 0;
        for (int i = 1; i <= 10; i++) {            
            System.out.println(i);
            sum = sum + i;
        }
        System.out.println("合計値 = " +  sum);
    }
}

プログラム(2)

public class ListOut {
    /**
     * 1 〜 10 まで出力し、その合計値を出力します。 
     */
    public void titleOut() {
        int sum = 0;
        for (int i = 1; i < 11; i++) {            
            System.out.println(i);
            sum += i;
        }
        System.out.println("合計値 = " +  sum);
    }
}