if、for 文を深く理解します。
代表的な演算子を理解します。
コンソールにナンバーを出力するプログラムを改造します。
if 文(判定)、for 文(繰り返し)は、プログラムを作成する上で欠かすことが出来ません。誰もが使う構文ですが、これらの構文の使い方が悪いプログラムはよく見られます。コンソールにナンバーを出力するプログラムを改造しながら、理解を深めましょう。
まずは、1 〜 10 まで、for 文を使って出力します。そして、最後に出力したナンバーの合計値を出力します。
sum = sum + i; を説明します。for 文の1回目は、i = 1、sum = 0 ではじまり、sum = 0 + 1 となるので、sum の値は 1 となります。2回目は、i = 2、sum = 1 ではじまり、sum = 1 + 2 となるので、sum の値は 3 となります。そして、最終的に 55 となり、for 文が終了します。最後に合計値 55 が出力されます。しかし、同じ結果を得るのにプログラムは1つではありません。次からは、同じ結果ですが、違ったロジックのプログラムを見ていきます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 合計値 = 55
public class ListOut {
/**
* 1 〜 10 まで出力し、その合計値を出力します。
*/
public void titleOut() {
int sum = 0;
for (int i = 1; i < 11; i++) {
System.out.println(i);
sum = sum + i;
}
System.out.println("合計値 = " + sum);
}
}