Iteratorインターフェースを使った簡単なプログラムの例です。
import java.util.*; public class IteratorTest { public static void main(String[] args) { // ここではArrayListクラスををListインターフェースとして扱います。 List testList = new ArrayList(); testList.add("0"); testList.add("1"); testList.add("2"); testList.add("3"); testList.add("4"); // Listインターフェースの iterator メソッドで Iterator を取得します。 Iterator iterator = testList.iterator(); // hasNext メソッドを使って次の要素があるかどうかを判別します。 while (iterator.hasNext()) { // 次の要素があったので、next メソッドで次の要素を取得します。 System.out.println(iterator.next()); } } }
プログラムの実行結果になります。
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Iterator は、GoF のデザインパターンにも出てくる Iterator パターンの設計となっています。繰り返しの配列に対して、走査するために適した設計となっています。この Iterator パターンで設計された Iterator を使うために、配列は、コレクションフレームワークに属し、Iterator が使えるインターフェースを持っているクラスを使いましょう。