Stackr クラスの主なメソッドの一部の例です。
push メソッド、pop メソッドを使った簡単なプログラムの例です。
import java.util.*; public class StackTest { public static void main(String[] args) { //スタックを作成します。 Stack stack = new Stack(); //push メソッドを使って要素を追加していきます。 stack.push("0"); stack.push("1"); stack.push("2"); stack.push("3"); stack.push("4"); //pop メソッドを使って要素を返します。 System.out.println(stack.pop()); System.out.println(stack.pop()); System.out.println(stack.pop()); System.out.println(stack.pop()); System.out.println(stack.pop()); } }
プログラムの実行例です。
4 3 2 1 0スタック に要素を追加するときは push メソッドを使い、それを取り出していくときは pop メソッドを使います。要素を取り出していくと、追加したときと逆の順序で取り出されていくので注意が必要です。
Stack クラスは、AbstractList クラスを継承しているので下のように Iterator が利用できます。
AbstractList list = new Stack(); list.add("ABC"); list.add("BCD"); list.add("CDE"); Iterator iter = list.iterator(); while(iter.hasNext()){ System.out.println(iter.next()); }
処理結果は次のようになり、追加したときの順序で取り出すことになります。
ABC BCD CDE