Okapi Project

CVS へのインポート

バージョン
2003 年 08 月 25 日 Ver 1.0
作成者
K.Takimoto ( Xware )

要約

CVS でソースを管理する場合は、管理対象を CVS へ登録する必要があります。

ここでは、CVS への登録であるインポートの方法について説明します。

目次


1. CVSで管理するファイル

CVS を使用したソースの管理を説明する前に、以降の例で使用するファイルについて説明しておきます。

今回 CVS で管理するのは、 Eclipse2.1 で作成した Java ソースで、Eclipse のプロジェクト名は TEST です。TEST プロジェクトのファイルは以下のような構造になっています。

+ TEST
  ├ + hello
  │  ├ HelloJava.class
  │  └ HelloJava.Java
  ├ .classpath
  └ .project

以下の説明ではこの TEST プロジェクトを CVS で管理することを前提に話を進めます。

2. インポート

実際に新規にソースを CVS に登録してみましょう。

2.1. インポートフォルダの選択

メニューの「作成(C)」→「インポート(Import)...」を選択しインポートフォルダ選択します。

インポートメニュー選択

フォルダ参照ダイアログより、インポートするフォルダを選択します。

インポートディレクトリ選択画面

2.2. インポート対象ファイルの決定

インポート対象フォルダを指定すると、フォルダに含まれるファイルの種類(拡張子)が表示されます。

インポート対象ファイル選択画面

それぞれの拡張子(説明)と種類が合っているか確認します。

合っていない場合、該当するファイル種類をダブルクリックするか、選択した状態で「編集(E)」をクリックします。ここでは、class ファイルは CVS の管理対象外としてみましょう。

インポート対象変更画面

ファイルの種類で、「無視(インポートしない)(-I)」を選択し「OK」をクリックします。

インポート対象設定結果

「続行(O)」をクリックする。

2.3. インポート先の指定

続いて、インポートダイアログが表示されます。

インポートダイアログ(インポート)

リポジトリ内のモジュール名又はパス(M):
リポジトリに登録する名前(モジュール名)を指定します。
チェックアウトはこの名前で行うことになりますので、わかりやすい名前をつけてください。インポートするフォルダの名前と一致していなくてもかまいません。
初期ベンダータグ・リリースタグ:
デフォルトのままでかまいません。
更新ログ(L):
リポジトリに対して更新した場合に、ここに書かれている内容がログとして蓄積されます。
今回は初期登録なので、それがわかる内容を入力しておきます。

インポート先のリポジトリは「WinCVS の設定」で指定したリポジトリとなります。変更する場合は、全般タブよりリポジトリを指定してください。

2.4 インポートの完了

これで、CVS への登録は完了しました。

インポート完了画面


>>> 次に、インポートしたファイルをチェックアウトしましょう。


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